竹串でダイヤモンドをチェック
20倍のマイクロスコープを覗きながら、竹串を用いてダイヤモンドを1つ1つ動かないかどうか確認している様子です。
機械での検品を用いたこともありましたが、この方法が一番正確にできるということがわかったので廃止しております。
1200個以上のメレダイヤモンドをセッティングしたジュエリーを制作したときも1つ1つ確認しました。
検品係は「そのときは倒れるかと思いました。」と笑います。
また、貴金属部分に僅かな傷が見つかって磨き直した場合は、再び超音波洗浄機にかけなければならないので、もう一度最初から確かめます。
全工程にマイクロスコープを取り入れています
マイクロスコープでは、10倍および20倍の倍率で物体を見ることができます。
ルーペで確認後→肉眼での作業だと、細かな傷などを残してしまうことがありますから
安定した倍率で見続けられるマイクロスコープを取り入れることで、より繊細な作業を正確に行うことができます。
職人自身が常に検品をしながら作業をしているようなものであり、
ジェムスからお客様へジュエリーが渡るまでに不備が残ってしまうというリスクを、限りなくゼロに近づけています。
そのおかげで、ジェムスのジュエリーにクレームは皆無です。
このような徹底的な品質管理が「安心」を生み出します。